加工サービス PROCESSING SERVICE
鋳鉄 切削加工サービス
鋳鉄とは?
鋳鉄とは、簡単に言うと鋳物用の鉄のことを指します。具体的に鋳鉄は、炭素を2.0~4.5パーセント程度含んでいます。(通常の鉄の炭素量は約0.02%未満)一般的には炭素が多い金属ほど硬く、その硬さが増すと脆くなる傾向にあります。つまり、鋳鉄は通常の鉄・鋼等よりも硬度が非常に高い一方で脆いといった側面を兼ね備えた材料なのです。
鋳鉄には様々な種類があり、代表的なものでいうと、ねずみ鋳鉄(FC)、ダクタイル鋳鉄(FCD)、強靭鋳鉄、白鋳鉄、CV鋳鉄などが挙げられます。各鋳鉄の種類により性質が異なるのはもちろんのこと、加工性も若干変動があるので注意が必要です。
金属・鋳物切削加工センター.comを運営する株式会社ヨツ葉は、この鋳鉄の切削加工を得意としております。創業から70年以上培ってきた経験・ノウハウ・技術に基づき、高精度な鋳鉄の切削加工を行います。鋳鉄の切削加工のことならお気軽に当社にご相談ください。
当社の『鋳鉄 切削加工』が選ばれる理由
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01鋳鉄の切削加工から表面処理まで一貫して対応!
金属・鋳物切削加工センター.comでは、鋳鉄の切削加工はもちろんのこと、研磨や表面処理まで一貫して対応することが可能です。鋳物の切削加工・後加工のことなら、丸投げでOKですので、お気軽にご相談ください。
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02自社で治具を製作し、迅速に加工・コストダウンを実現!
鋳物の加工を行うためには、その特殊な形状をしっかりとチャッキングする治具が必要となります。金属・鋳物切削加工センター.comでは、自社で治具を製作することが可能です。これにより、コストダウン・納期短縮を実現します。
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035軸加工機を用いることで、複雑形状品でも高精度に加工!
金属・鋳物切削加工センター.comでは、旋盤加工機、マシニング加工機、NC旋盤などをはじめとした豊富な設備群を保有しています。さらには、5軸加工機を保有しており、複雑形状品であっても、スピーディーに加工を行うことが可能です。
鋳鉄 切削加工の加工事例
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産業機械用ブロック土台
業界 産業機械 加工方法 マシニング加工 材質 鉄【鋳物】 -
工作機械用ホルダー
業界 工作機械 加工方法 マシニング加工 材質 鉄【鋳物】 -
産業機械用水平送り腕
業界 産業機械 加工方法 マシニング加工 材質 鉄【鋳物】 -
工作機械用留め具
業界 工作機械 加工方法 マシニング加工 材質 鉄【鋳物】 -
産業機械用プーリー台
業界 産業機械 加工方法 マシニング加工 材質 鉄【鋳物】 -
産業機械用プーリー
業界 産業機械 加工方法 マシニング加工
旋盤加工材質 鉄【鋳物】 -
産業機械用ヒンジ受け
業界 産業機械 加工方法 マシニング加工 材質 鉄【鋳物】 -
産業機械用スライドプレート
業界 産業機械 加工方法 マシニング加工
旋盤加工材質 鉄【鋳物】 -
産業機械用モーターブラケット
業界 産業機械 加工方法 マシニング加工 材質 鉄【鋳物】 -
産業機械用ヒンジホルダー
業界 産業機械 加工方法 マシニング加工 材質 鉄【鋳物】 -
産業機械用軸受けブロック
業界 産業機械 加工方法 マシニング加工 材質 鉄【鋳物】 -
工作機械用ブラケット
業界 工作機械 加工方法 マシニング加工 材質 鉄【鋳物】
鋳鉄 切削加工 で押さえておきたいポイント
金属・鋳物切削加工センター.comを運営する株式会社ヨツ葉は、創業から70年以上にわたり、鋳物の切削加工に携わってまいりました。そんな当社が考える鋳物の切削加工で押さえておきたいポイントをご紹介します。
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POINT01治具を用いて、正確にワークをチャッキングする
一般的に、鋳物は複雑形状で平らな面が少なく、チャッキングしづらいといった側面があります。そのため、鋳物をきちんとチャッキングするためには、専用治具が必要となります。最適な治具を製作し、工夫を施すことで正確にチャッキングしましょう。
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POINT02基準面を固定し、切削加工を行う
鋳物の切削加工において、基準面を変更すると、微妙に位置精度が変わるため高精度な加工を施すことができません。そのため、初めに削った部分を基準面として、加工を行うことが非常に重要です。また、基準面を固定していても、その面が複雑な形状であると、その後の加工が非常に難しくなります。後工程を鑑みて、基準面を選定しましょう。
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POINT03基準面を鑑みた工程設計を行う
基準面を鑑みた加工工程でない場合、加工品に歪み・たわみが発生するなど、加工品質に悪影響が出ます。そのため、選定した基準面を鑑みた工程設計が非常に重要となります。この工程設計は、条件により異なりますが、鋳物切削加工のノウハウ・知見が必要となります。
鋳鉄 切削加工に関するVA・VE事例
金属・鋳物切削加工センター.comを運営する株式会社ヨツ葉では、お客様のご要望に応じたVA・VE提案を行ってまいりました。実際のVA・VE提案の一例をご紹介します。
鋳鉄 切削加工に関するよくある質問
鋳物の切削加工にあたり、お客様からよくいただく質問をご紹介しております。ご依頼をご検討中の方は、是非ご確認ください。
- 複雑形状の加工は可能ですか?
- 加工可能なワーク(加工品)のサイズを教えてください。
- 図面がなく、現物しかありませんが加工可能ですか?
- どのような材質に対応できますか?
- 5軸加工機は所有していますか?
- コストダウン提案等を実施してくれますか?
- 工場見学をさせていただくことは可能でしょうか?
- 社内で加工治具を製作できますか?
- 3D CAD/CAMを導入していることでどのような効果がありますか?
- 鋳物への切削加工も得意なのでしょうか?
- 製作ロットは何個から対応可能でしょうか?
- 見積回答はどれくらいでもらえますか?
- どのような製品の加工が得意ですか?
- 「金属・鋳物切削加工センター.com」はどのようなサイトですか?
- どのような工程まで対応が可能ですか?
- どのような設備を保有していますか?
鋳鉄 切削加工を検討する際に知っておきたい技術情報
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なぜ、鋳物部品は振動部位で重宝されるのか?
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高精度な鋳物切削加工を実現する当社の設備群をご紹介!
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鋳物の切削加工が難しい理由
砂型鋳造・ダイカスト鋳造をはじめとする鋳造は、切削加工と比較すると、効率良く製造できるため、幅広く用いられている加工方法です。この鋳造で製造される機械部品の多くはそもそも、二次加工として切削加工を行うことを前提に設計されています。そのため[…]
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鋳物切削加工の無理難題に対応!
金属・鋳物切削加工センター.comを運営する株式会社ヨツ葉では、70年以上にわたり、鋳物切削加工を行ってまいりました。その中で培ってきた確かな技術・ノウハウを基に、様々なお客様からいただく鋳物切削加工の無理難題に対応しています。今回はそん[…]
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