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VA・VE事例 EXAMPLE OF VA/VE PROPOSALS

鋳造時の下穴を無くすことによる精度向上

BOFORE

鋳造時の下穴を無くすことによる精度向上

二次加工(穴加工)を行いやすいように、予め鋳造段階で小穴を形成する場合があります。この手法では、高精度な穴位置精度が求められる場合、①鋳造段階での穴位置精度のずれ②切削加工による穴位置精度のずれ により、要求精度を実現できない場合があります。

AFTER

鋳造時の下穴を無くすことによる精度向上

こういった場合、鋳造時の下穴をなくし、二次加工にて一から穴加工を施すことを推奨します。これにより、鋳造段階での穴位置精度のずれが無くなり、穴位置精度の向上を実現することができます。

POINT
  • ただし、鋳造時に下穴を形成した方が二次加工が容易且つ、加工費が安価になります。あくまでも、高度な穴位置精度が求められる場合に、上記の手法が有効となります。